とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はくちどけ加藤ポーク(4回目)

この豚がとんかつ栄ちゃんに久しく登場しなかった。
"再会"を楽しみにして店に入る。
とんかつができるまでマスターと話す。
話すうちにマスターの教育哲学に触れる。
マスターの教育は"自分で考えさせる"教育だ。
マスターも試行錯誤してここまで来ているので、自分の"解"を得ているはずだ。
マスターは秀ちゃんに解だけでなく解を得る過程も重要視している。
これは自分との戦いで、妥協したら終わりだ。
簡単なようで最高に難しい…

話しているとダム建設に携わる常連さんがやってくる。
その常連さんから近代建築物について教えていただく。
関心がある話に興味は尽きない。

そしてとんかつができあがり、食べる。

肉汁は肉の断面を覆うほど豊富だ。
噛むたびにあふれる肉汁は旨い。
実にうれしい再会だ。

脂身はクリーミーにふわりと香る。
目を閉じてこの良い香りを楽しむ。

昔のくちどけ加藤ポークはあっさり系の味と思えた。
しかし今のくちどけ加藤ポークは十分な旨みを有する。
2,200円、今日もごちそうさまでした。

くちどけ加藤ポーク(2016/05/14)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
豊富な旨味の肉汁とクリーミーな香りを楽しむ。
食べ終わった後もとんかつの余韻とともに話を楽しむ。
久しぶりにいろんな人の考えに触れた。
2016/05/13 22:20
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