とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は藏尾ポーク(7回目)

店は盛況だ。
外で少し待ってから女将さんに案内された席はテーブル席だ。
前にこの席に座ってから10年以上経つだろうか…
なんとなく懐かしい。
そしてカウンター席が空き、再び女将さんに案内される。
カウンター席に移った私はマスターや常連さんと話しながら待つ。

マスターは私の肉を調理する前に抜きっぱなしにする?と私に聞く。
抜きっぱなしって何だ?w

通常、肉は余分な脂身を削いで整形される。
抜きっぱなしとは肉を整形しないことを言うそうだ。
良質の脂身は口の中で融ける感覚や香りがすばらしく、感動に値する。
そんな脂身を落としてなるものかと私は抜きっぱなしをお願いするw

しばらく待つととんかつはできあがり、配膳される。
ディスプレイはいつもと違い、中央の1切れだけ肉の断面が私に向く。
肉汁が密な筋繊維でできた肉の断面を覆う姿は実に美しい。
目でも旨さを感じながら食べる。

華やかで品や深みがある旨味の洪水に襲われるw
筋繊維が密で歯ごたえはあり、噛むごとに旨いと唸る。

脂身の抜きっぱなし効果は大きい。
脂身の塊を舌の上で転がし、脂身がゆっくり融ける様を楽しむ。
脂身の甘さは控えめで、肉の質は前回のものに近い。

添えられた野菜フライは安納芋のフライだ。
所々で糖化した芋は野菜の味わいを残しつつスイーツの片鱗も見せる。
うまい。

この品のある旨味は藏尾ポークの特徴だ。
2,980円、今日もごちそうさまでした。

藏尾ポーク(2016/10/28)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
旨みが強いタイプの藏尾ポーク
今後、私のとんかつに抜きっぱなしの肉が使われる。
私は抜きっパーだw
2016/10/28 22:30
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