マスターはげん・カツぎ(験担ぎ)と称してつがる豚のとんかつを提供する。
前回のつがる豚は旨かったので、私はこれに飛びつくw
赤身は引き締まり、十分な歯ごたえを持つ。
濃い味を豊富に溜め込む。
脂身はキメが細かく、マシュマロのような口当たりはおもしろい。
私はこのような脂身も好きだ。
げんをかつぐ
を漢字で書けば
験を担ぐ
と書く。
担
という字を眺める。
扌
は手へんであり、
旦
は皿とカットされたとんかつに見えてくるw
担はマスターがカットしたとんかつを皿に盛る姿を表す文字にふさわしい。
故に私にとって験を担ぐとは、経"験"から見出した美学を持つマスターのとんかつを食べることを意味する。
今日もごちそうさまでした。
2017/12/26 21:40