とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はキントア(14回目)
信じられないが、今年初めてのキントアのとんかつだ。
この豚のメンチかつがあったから意識をしなかったようだ。
この豚のファンは多い。
私が店に着くとすでに多くのお客さんが店の外で並ぶ。
しばらく待っていると見覚えのある顔の常連さんがやってくる。
遠くの場所に赴任すると聞いていたが、それは来年のことだそうだ。
私がお聞きしたいこともあり、その方と並ぶ。
店の中でも話をしてとんかつを待つ。
色々と聞ける待ち時間は私にとってはありがたい時間になる。
しかしあれやこれやと聞く私は甚だ煩い客になったことを恥じる…
そしてとんかつはできあがり、配膳される。
揚がったばかりのかつの香りで肺を満し、食べる。
1口目から格の違いを思い知らされる。
旨さは口の中で爆発する。
煩い私を一気に味へと集中させ、私の口は食べ方専門になる。
肉の中心付近に衣を湿らすほどの肉汁が集まり、旨みの絶頂を迎える。
マスターから調理する前の肉を見せられたが、揚がったかつの脂身は厚いままだ。
それを口に入れると脂身は高貴な香りを放つ。
香りが続く限り、幸せの時が流れる…
なぜこの幸せを忘れていたのだろうか…?
しかし忘れるから新鮮な気持ちでこの幸せに酔えるとも言えるw
3,700円、今日もごちそうさまでした。
キントア(2019/07/05)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
- メモ
- 幸せな時間を作る豚
2019/07/05 23:05