とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はつがる豚(6回目)

夜の部の早い時間に訪れる。
店に入ると見慣れない3人の姿を見る。
コロナウイルスの騒ぎでマスター、女将さんや秀ちゃんの3人ともマスクをつける。
人に接する商売だから病がうつるのもうつすのも許されないという。
辛いところだ…

常連さんの隣に座り、マスターとの会話を楽しむ。
そしてマスターは調理する前の肉を私に見せる。
肉が実に立派だ。
赤身に入るサシも美しい。

とんかつができあがり、お盆を受け取る。
あのサシに比例しない歯ごたえだが、しっかりと噛むと濃い旨みがあふれる。
肉の中央に集まった肉汁が衣を濡らし、それがすこぶる旨い。

脂身はすっきりと融けて、軽やかに香る。
大きい脂身を口に頬張り、悦に入る。

春らしい陽気に合うのような食べていると快い。
2,200円、今日もごちそうさまでした。

つがる豚(2020/03/13)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
締まった赤身に旨みたっぷり
約20年前のマスターと店の写真が壁に飾られる。
当時のマスターは36歳だという。
そしてマスターは今まで1番大きかったことは女将さんに出会ったことという。
幸せ話もごちそうさまでしたw
2020/03/13 20:20
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