とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は栗旨豚(5回目)

夕陽に照らされてオレンジに光る雲を眺めて開店のときを待つ。
やがて光は薄くなり、辺りは暗くなりはじめる。
すると車でやってきた常連さんが私に向かってにこやかに手を振る。
私もつられてにこやかに手を振るw
そしてその常連さんと開店を待つ。
常連さんは社会現象になっている話題の漫画・アニメーションを熱く語る。
今年の9月から見始めたといい、"歴"は長くないが、好きに時間的な長さは関係ない。
惚れ込んでいることはよくわかる。

開店し、常連さんとともに席に着く。
マスターと常連さんとの話に交じってとんかつを待つ。
時間の経過を忘れているととんかつはできあがる。
配膳され、食べる。

赤身に旨みが結実して、噛むたびに旨さのジュースがあふれる。
旨さに魅せられて食べ方に集中する。

脂身の香りは優しくやって来てさわやかに去る。
口の中で融ける様を楽しむ。
常連さんとともに旨さを愛でる。

マスターは去年にこの豚を提供できなかったという。
CSFの影響だ。
脅威はなくなっていないが、すばらしい豚を食べられる恩恵が戻ることは喜ばしい。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

栗旨豚(2020/11/06)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
うれしい復活
2020/11/06 19:22
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