とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はワイントン(2回目)

初回のワイントンの良さを知ったために今日まで待ち遠しく思った。
空を見上げれば山のようにそびえる雲が立つ。
夏の空ととんかつに私の心は浮き立つ。

店に入り、運良くお気に入りの席に座れる。
そしてすぐにマスターは私に肉を見せる。
赤身は良く締まって見える…

会話を楽しんでとんかつを待つ。
その中で亀の話を聴く。
確かに亀が心配だが、マスターは時折ボケを入れるw
マスターは話の緩急とその継ぎを絶妙に織り交ぜる。

とんかつができあがりと配膳される。
1切れを取り、断面を愛でる。
凹凸のある断面は燒いた肉のようだ。

食べる。
近年稀に見る強い歯ごたえを感じる。
見た目だけでなく歯ごたえも燒いた肉に近いが、私は好きだw
しっかりした歯ごたえの肉からあふれる旨みに前回の感動を超える。
味に複雑さが加わわったこの旨みはワインに由来するのだろうか…

赤身のインパクトで脂身を忘れそうになるw
脂身の舌触りは前回と同じで、ういろうのような柔らかい脂身を舌で融かす様が楽しい。

ワイントンは柔らかい肉質で知られるデュロック種が交配されているそうだが、それを覆すような締まった赤身の歯ごたえは逆におもしろい。
私にとっては当たりだw
2,500円、今日もごちそうさまでした。

ワイントン(2022/06/10)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
意外な赤身
2022/06/10 14:41
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