とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は純粋サドルバック(20回目)
私は愛すべき豚を
私の豚
と言うが、
この豚に出会った初回でそれを宣言したw
それから9年近く経つが、この豚は今も私のフィーリングに合う。
調理する前の肉を見せていただく。
赤身は均質な筋繊維に見えたが、近づいて見ると赤身に無数の細かいサシが入る。
これほど多く細かいサシが入る赤身は珍しい。
マスターから視察の話を聴いてとんかつを待つ。
循環型農業と安全・安心を求めた良い例だったようだ。
とんかつができあがり、配膳される。
断面を眺めて赤身の筋繊維と脂身を愛でる。
そして、食べる。
あの細かいサシのとおり、容易に赤身を切断できる。
旨さは鮮やかなさと優雅さを合わせ持つ。
食べるごとにそれらが満足感を刺激する。
1口ごとに頭を垂れて旨さと幸せの世界に浸る。
赤身もすばらしいが、私は特にこの豚の脂身に惚れている。
今回の脂身はこの豚でないような強い香りがあり、そこに惹かれる。
他のオレイン酸を多く含む脂身とも異なる…
実に魅惑的な香りだ。
やはりこの豚は私の豚だ。
意外な脂身も楽しいサプライズだ。
マスターによると肥育日数は270日程度だそうだ。
良いものは時間がかかる。
2,500円、今日もごちそうさまでした。
純粋サドルバック(2022/10/14)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
- メモ
- 今も
私の豚
2022/10/14 15:25