とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は十和田ガーリックポーク(3回目)

店に入って席に着く。
マスターから切ったばかりの肉を見せていただく。
予約分の肉をすでに切り分けているはずだが、マスターは切ったばかりの肉の方を私が好むと判断する。
マスターの配慮は実に細やかで、状況を見極めて適切な部分を選ぶ。
料理ができるならプロフェッショナルと言えるだろうが、客の好みに合わせるマスターの肉の部位選びはプロフェッショナルの域を超える。

マスターの話を聴いてとんかつを待つ。
8月の豚はX(エックス)だという。
不確定さが高くて未知であるという意味だったが、私は某豚だけが提供されると違う解釈をする。
そういう祭X祭があってもおもしろそうだが、そうでなかった…w

とんかつができあがり、女将さんにより配膳される。
赤身から食べる。

旨みは軽快だ。
濃い旨みを求めることが慢性化した今の私からすると、この豚は筋繊維の力強さの印象と対象的に旨みの力強さは控え目という印象があったのだが、今回の豚は良い感じで旨みが現れる。
実に食べやすく、とんかつに向く豚と改めて感じる。

脂身はほのかな爽やかさで香る。
もちろん良い香りだ。
鼻から香りが抜けるたびに幸せに浸る…

この豚の旨みと香りにより、食べやすさにおいてナンバー1だろう。
前回の脂身を考えると、この豚は私が好む方向の脂身という気がする。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

十和田ガーリックポーク(2025/06/20)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
とんかつの申し子か?!
2025/06/20 14:34
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