MIDIデバイス
YAMAHA MU90
はいつの間にか部屋の飾りになっていた。
理由の1つはコンピューターとの接続がシリアルだからだが、DTMのデバイスとして復活させたいと願っていた。
Windows 98をQEMU+libvirtで動かす真の目的はMU90の復活で、シリアルによる接続が問題として残った。
ホストのコンピューターに接続した
USB-シリアル変換アダプター
を
USB ホストデバイス
として仮想マシンに付けると、Windows 98は
COM5
と認識する。
しかしMIDIのドライバーはCOM1からCOM4までしか対応しない。
レジストリを編集してCOM5をCOM1に書き換えたが、ダメだった。
残る方法は
シリアル接続
として仮想マシンに接続することだろう…と考えた。
ホストのコンピューターに接続されたアダプター
/dev/ttyUSB0
を仮想マシンが
通信ポート (COM1)
として認識する設定を入れる。
virsh edit win98で仮想マシンの設定を編集する画面にして
devicesノードに次の記述を含める。
<serial type='dev'>
<source path='/dev/ttyUSB0'/>
<target type='isa-serial' port='0'>
<model name='isa-serial'/>
</target>
</serial>
portの値はCOMの番号に対応する。
typeや
nameの値は
isa-serialとする必要があるようで、それらが
usb-serialのときに競合が発生した。
仮想マシンを実行すると追加した
serialノードの次に
<console type='dev'>
<source path='/dev/ttyUSB0'/>
<target type='serial' port='0'/>
</console>
が自動で追加される。
MIDIの曲をMU90に奏でさせて発せられた鮮やかな音に感動する。
時を経てDTMの環境が復活する。
2026/07/26 08:27