家から最も近い駅にあるみどりの窓口の営業は3月末で終わる

その駅はそこを通る鉄道と共に開業した。
しかし当時はみどりの窓口はなかった。
定期券を買う場合は、みどりの窓口がある駅に買いに行き、戻ったときにかかった運賃が払い戻される…という説明があった記憶がある。

みどりの窓口が開設されてからは頻繁に利用した。
あの透明のアクリル越しの思い出は数多い。

きっぷを予約するとき、席が取れるまで緊張感は独特なものがある。
わずかに見えるMARSの画面を覗き見しながら発券を待つ。
竜飛海底駅見学整理券が買えなかった思い出もある。
九州グリーン豪遊券を2連続で使うときには、そのみどりの窓口に毎日のように通って席の指定を取った。

なくなる前に写真を撮ろう。
同時になくなる今の運賃表の写真も撮る。

小さい駅の有人窓口は廃止が進むだろう。
しかしインターネットや自動販売機で予約できないきっぷは存在する。
それらのきっぷを求めるために、残る有人窓口の存在感は増す。
2014/03/04 21:06
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