とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は柏幻霜ポーク(5回目)

お店に入ると、馴染みの常連さんがカウンター席にいて、その脇に座る。
そしてその常連さんとマスターとの会話に参加する。

時間が経つのは早い。
とんかつができ上がり、食べる。

今までの柏幻霜ポークとは違う感じがするが、旨い。
赤身は濃くて力強い味の中に気品高い緻密さを感じる。

マスター曰く、今回の豚は3週間の熟成が入っているという。
その熟成によって赤身が分解されて緻密さを生んだのだろう。

そして、均質な赤身に驚く。
通常は赤身は赤身でもわずかな位置の違いで質が異なることが多い。
しかし今回の柏幻霜ポークの赤身は均質で、そのすべてが柔らかくて旨い。
非常に質が高い。

脂身も大変良い。
適度に香る脂は口の中でやさしく融ける。
舌先が少し融けた脂身に触れる度に幸せを感じる。

正直なことを言うと、私の中に柏幻霜ポークの固定概念があった。
それは勝手に自分が知る柏幻霜ポークに旨さの限界を設けていた。
しかし今回の豚はその固定概念を壊したほど旨い。
2,290円、今日もごちそうさまでした。

柏幻霜ポーク(2014/03/07)

歯ごたえ
やわらか←☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
この豚の旨さに限界はない。
2014/03/07 22:46
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