PPTPによるVPN接続でMTUの設定は必要だ
ある遠隔地にPPTPでVPN接続したことが発端だった。
接続先のローカルネットワークを192.168.100.0/24、グローバルアドレスを仮に10.123.45.67とするならば
- コマンドラインで入力: pppd noauth defaultroute name ユーザー名 password "パスワード" require-mppe require-mppe-40 require-mppe-128 pty "pptp 10.123.45.67 --nolaunchpppd"
- 数秒待つ
- ifconfigコマンドでppp接続を確認(確立したppp接続をppp0とする)
- コマンドラインで入力: route add -net 192.168.100.0 netmask 255.255.255.0 dev ppp0
で接続先のLANにアクセスできる。
しかしファイルを開いた途端に接続が切れる。
MTUを疑って調べると、やはりMTUが原因らしい。
1.でMTUを1400にする設定を加えたコマンド
pppd noauth defaultroute name ユーザー名 password "パスワード" mtu 1400 require-mppe require-mppe-40 require-mppe-128 pty "pptp 10.123.45.67 --nolaunchpppd"
で試すと接続は切れない。
PPTPによるVPN接続が切れる原因はMTUのデフォルト値にあるようだ。
2014/04/14 01:58