とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は石見ポーク(2回目)
マスターに調理前の肉を見せてもらう。
肉にはサシが入り、厚い脂も乗っている。
ケンボロー種は脂をつけないというのは本当だろうか…
配膳されて食べる。
赤身を前歯で噛んで歯ごたえを楽しむ。
味は濃すぎる感じではないので食べやすい。
しかし奥歯でしっかり噛むとなかなか濃い旨味が滲み出る。
舌の両脇でその滲み出た旨味を感じるのが楽しい。
前回は1cm幅に満たない脂身だったが、今回は十分堪能できる脂がつく。
脂身を口に入れるとよく融ける。
そしてあっさりした甘さが良い。
息が鼻から抜けるときに脂らしくないやさしい香りがほのかにする。
とんかつ栄ちゃんが扱う豚の中でもあっさり系になるのだろうか。
しかしあっさりした味だけでない一面を垣間見た豚だった。
1,900円、今日もごちそうさまでした。
石見ポーク(2014/04/18)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 食べやすいが、しっかり噛むと深く味わえる。
今日は食べているときにマスターの愛弟子が来る。
マスターの影響を受けて、毎週変わる豚を楽しんでいるようだ。
その方の栄ちゃん歴は長くないが、衝撃的な豚は藏尾ポークだったと言う。
栄ちゃん歴が長い方にとって藏尾ポークはようやくたどり着いた感がある。
若くして藏尾ポークがわかるのは将来有望である。
しかし好きな豚を
愛人
と表現しようとしている。
これはもう危険な恋の予感しかしないw
期待の新人は恐るべし…w
ちょっと危険な雰囲気が漂う新人さんだが、大事なことも言っている。
豚好きに男性も女性も関係ない。
これは私が
豚の前では皆平等である
と考えているのと同じである。
さすが将来が楽しみなマスターの愛弟子である。
2014/04/18 23:04