キントア豚はフランスのバスクで作られる豚だ。
今日はこの豚のとんかつの予約をしていた。
雨が降ったにもかわらず、店につくと満席だ。
少し待つとカウンター席が空く。
私はお気に入りの席に座り、他の常連さんもカウンター席に移動する。
先にいた常連さんもこの豚のとんかつを食べている。
そしてこの豚のすばらしさを雄弁に語る。
やはり旨いようだ…
私と私の隣の常連さんの注文もキントア豚のとんかつだ。
できあがり、食べる。
旨味と香りが口の中で
ムッシュー!!
と叫ぶw
それほど実に優雅で高貴な旨味と香りは口の中で炸裂する。
フランスだからとひいきするわけではないが、宮殿で金や銀の食器で供されるのがふさわしいと思えるほどだ。
調理前の豚肉を見せてもらったが、赤身と脂身は完全に分かれる。
赤身にサシは入らない。
しかし筋繊維が細かく、程よく引き締まっている。
脂身のすばらしさは味と香りだけではない。
脂身はゼラチン質が多く、その歯ごたえを楽しむ。
キントア豚はすばらしく、まさにムッシュである。(?)
3,600円、今日もごちそうさまでした。
キントア豚
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- メモ
- 優雅で高貴な旨味と香りに感動を覚える。
2015/04/17 22:38