愛母豚はあぼとんと言い、漢字から母性愛を想像する。
夜の部の1番に店に入り、お気に入りの席に座る。
すぐに続々と入ったお客さんでカウンター席は埋まる。
初登場の豚のとんかつを待つときの適度な期待感と緊張感は心地よい。
そしてできあがったとんかつを食べる。
食べ始めたときに一瞬だが獣の臭みを感じる。
しかしそれはすぐに消え失せて、旨味はやってくる。
なんだったのだろうかと考える間はなく、旨味に魅了される。
筋繊維は細かく、凝縮された旨味は噛むごとに出てくる。
意図せずに箸が脂身に触れると、脂身は箸に吸着する。
それが普通なのだろうか…
脂身も旨くて良く香る。
この豚は塩との相性が良いように感じる。
塩はこの豚の旨味を1段階引き上げる。
千葉にこの豚のような良い豚がいたと思うとうれしい。
2,000円、今日もごちそうさまでした。
愛母豚
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 千葉にまだ旨い豚がいた。
2015/04/18 19:45