とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は柏幻霜ポーク(12回目)

とんかつに飢える周期が短くなった気がする。
気を緩めると私の脳は暴走してとんかつしか出てこない。
今週も飢えた状態で店に着く。

水曜日に行われた柏幻霜ポークのメンチかつはすぐに完売したらしい。
確かにこの豚は旨いので、人気があるのは当然である。
そしてこのとんかつも人気で、こちらもあと少しで完売するらしい。

マスターに調理前の肉を見せていただく。
白く綺麗な脂身が肉の半分ほどを占めるすばらしい肉だ。

マスターとの会話を楽しみつつとんかつのできあがりを待つ。
マスター一家は視察中にモン・サン=ミシェルを訪れるそうだ。
しかもそれを望むホテルで1泊するそうだ。
すばらしい視察になるだろう…

マスターの話を羨ましく思っていると、とんかつはできあがる。
今回のとんかつの嗜好は変わっていて、衣は厚い。
これは串かつの揚げ方らしい。
レギュラーサイズのとんかつは厚切りに見えるほど大きい。

さすが柏幻霜ポークという味だ。
しっかりとした旨味の赤身と甘くて香る脂身でこの豚は盤石の地位を築く。
既に何回も食べていることもあり、食べ慣れた安心感も働く。

そして今回は串かつの揚げ方に注目する。
衣が厚いと熱と水分が篭るのだろうか。
肉はふっくらして肉汁を多く蓄えるが、これらは今回の柏幻霜ポークの個体の特徴である可能性はある。
しかし揚げ方を変えるというのはおもしろい嗜好だ。

柏幻霜ポークの安定した旨さを改めて認識する。
それと同時に揚げ方の違いにも興味が出る。
2,350円、今日もごちそうさまでした。

柏幻霜ポーク(2015/07/10)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
迷ったときは柏幻霜ポークを食え!
2015/07/10 23:08
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