とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は藏尾ポーク(5回目)
前回の藏尾ポークは良かった。
楽しみにしながら店に入ると、ほぼ満員だ。
マスターの目の前の席に座り、マスターから視察の話を聴く。
私のとって沖縄は未踏の地であるので、マスターの話は大変興味がある。
マスターから調理前の肉を見せていただく。
小ぶりに見えるが、サシは十分に入る。
肉の柔らかさは保証されたようなものだ。
しばらく待つととんかつができあがる。
そして、食べる。
筋繊維が大きく見えるが、柔らかい。
前歯でも筋繊維が良くほぐれる。
味はやはり上品で繊細な旨さだ。
程よく加熱された肉で華やかな香りを伴う。
脂身は、量は少ないものの、軽やかに香る。
こちらもとても上品だ。
藏尾ポークは上品さにおいて独特の地位を築いている。
2,980円、今日もごちそうさまでした。
藏尾ポーク(2015/11/13)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 藏尾ポークの風格を十分に感じる。
食べ終わった後、私は出過ぎたことをする。
しかしこれは避けることができない問題である。
味や香りも重要だが、それだけが私の真意ではない。
SNS上で命や種の保存と綴られる一方で、ある行動とが矛盾してはいないかという私の疑問である。
この問題に触れたとき、マスターのお子さんが賛同してくれた。
これはありがたかった。
それと同時に、私は彼が将来大成することを確信する。
なぜなら彼はこの問題を認識していたからだ。
2015/11/13 23:32