とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は幻豚(5回目)

前回この豚が登場したのは1月だ。
そのときは箸が止まらぬほどの旨さだった。

とんかつができる。
赤身の旨味は軽やかだ。
この豚独特の感覚は前回と変わらない。
とんかつの下の面に集まった肉汁に濃い旨味も感じられる。

脂身はすっきりとしている。
脂身を口に入れて軽い甘い香りを楽しむ。
脂なのにさわやかだ。

最後の数切れをソースとともに食べる。
やはり脂の甘みとソースとの相性はよい。
マスタードも加えて、味の"和音"を楽しむ。

この赤身の軽やかさな旨味は独特のものがある。
偶然だと思うが、幻と名がついた豚は独特の何かがある気がする。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

幻豚(2015/11/20)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
独特の軽やかな旨味
マスターの元気がない。
原因はわかっている。
豚に対して熱い思いを皆に持たせたのはマスターに他ならない。
これは疑う余地がない事実であり、マスターには感謝しつくせない。
あの言葉は厳しくも励ましのつもりだった。
マスターが人一倍豚を愛していることを皆が知っている。
これも疑う余地がない事実である。
2015/11/20 22:05
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