とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は柏幻霜ポーク(14回目)

安定の柏幻霜ポークに私の気分は自然と高揚する。
しかし焦ってはダメで、とんかつに望むには心身共に冷静さが必要だ。
そう思っても、早く食べたい欲望により私は見事に操られているw
少し小走りの状態で店に着き、席に座る。

マスターによるとこの豚のとんかつは出るらしい。
やはりこの豚のファンは多い。

とんかつを待っていると、マスターのお子さんが柔道の稽古から戻る。
彼と図画工作で作ったビー玉を転がす迷路の話をする。
私が小学校3年生の時の記憶を思い出しながら話を楽しむ。
そしてとんかつができあがる。

赤身のやわらかさに驚く。
過去の柏幻霜ポークと比較しても群を抜くやわらかさだ。
旨味はたおやかで気品がある感じがする。
味も過去の柏幻霜ポークと違う感じがする。
個体差か私の体調の違いに関係するのだろうか…
しかしこれはこれで旨い。

肉がやわらかいからか、肉汁がとんかつの底面にたまる。
その肉汁を十分に吸った衣がまた旨い。
揚がった衣の華やかな香りと肉汁の旨味がたまらない。

脂身は軽く香る。
この赤身とならバランスが良くとれた品のある脂身だ。

何もつけずに半分食べ、そして塩で数切れ食べる。
残った3切れをソースで食べる。
なぜかここにきて無性にマスタードを欲するw
たっぷりととんかつに塗って食べる。
たまには無茶な食べ方も許していただきたい…

個体差か私の体調の違いか…
しかし旨いものは旨いw
2,350円、今日もごちそうさまでした。

柏幻霜ポーク(2015/12/04)

歯ごたえ
やわらか←☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
いつものと違う?
私が食べ終わるころにはお客さんは誰も残っていない。
マスターはマスターのお子さんに対して豚の英才教育を施す。
柔道経験者であるマスターは己に厳しく、妥協を許さない。
マスターを信じてついていけば間違いないと私は信じる。
2015/12/04 22:27
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