SONYのビデオカメラCCD-V5000の調子を見る

CCD-V5000は20年以上前のビデオカメラだ。
Hi8規格に対応するので、当時としては高画質で記録できた。

役目を終えたCCD-V5000をハードケースに入れてから15年以上過ぎる。
それから今日まで、気になっても見る気にまではならなかった。
今日は中途半端に時間が余り、どういうわけか見る気にもなる。

ハードケースを開ける。

ビデオカメラの至るところにカビが生えてるw
カビは15年以上も放置した罰だ。

レンズフードは割れていた。
収縮して割れたようだ。
グリップベルトのマジックテープを剥がそうすると"パキッ"という音とともにベルト部分のプラスチックが割れる。
柔らかいプラスチックはカビと経年劣化によりもろくなっていた。
とりあえずビデオカメラの表面をきれいにする。

アダプターを電源につなぐ。
アダプターは生きていた。
そしてビデオカメラにもつなぐ。

意外にも駆動系は生きていた。
ズームやテープの送りと戻しはできる。
しかし信号系はダメだった。
ビューファインダーの映像はちらつき、テープの再生で絵が出ない。

CCD-V5000は、もはやビデオカメラとして使えなくても、記念品である。
また数年後に会いましょう…
2015/12/06 15:00
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