とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は信州太郎ぽーく

マスターはこの豚の視察のために上田市に行った。
SNSに掲載された写真を見る。
マスターは生産者に見えるほどオーバーオールが良く似合うw
視察から帰ってきたマスターからもその様子を聴く。
生産者は双子で若く、マスターの話から生産者の情熱を感じる。

そして今日、この豚の限定とんかつが始まる。
初めて食べる豚に自然と心が踊る。
店に入るとダム建設に携わる常連さんがいる。
その常連さんの隣に座り、常連さんやマスターとの会話を楽しむ。
今日のマスターはやや興奮気味だ。
その理由は2つある。
1つは今回の豚を提供することであり、もう1つはお子さんとの旅だ。
マスターはお子さんと東海道本線で名古屋まで行った。
その中でマスターはお子さんの成長を感じたらしい。
確かにそれは親だからわかるうれしいことだ。

先に常連さんのとんかつができあがる。
常連さんは食べて、言う。
プリッとしてプリッ

なんだろうか…w
この言葉はいろんな想像をかきたてる。
そして私のとんかつもできて、食べる。

常連さんの言葉に納得する。
プリッとしてプリッなのだw
赤身の歯ごたえは弾けるような弾力がある。
まるでプチトマトを噛んだときのような歯ごたえは実に楽しい。

赤身の旨味は濃くて力強い。
若い生産者の勢いが味として表現されたという感じだ。
旨い。
旨くて目を閉じて唸るw

脂身も旨い。
良く融けて、甘く香る。
しかし不思議な融け方をする。
普通なら口に触れた部分から融けるが、この豚の脂身は脂身全体で一斉に融けるようだ。
この不思議な感触がまた楽しい。

すばらしい豚が現れた。
生産者が若いということもあり、これからも楽しみな豚である。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

信州太郎ぽーく

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
プリッとしてプリッの歯ごたえと、
旨みに若い勢いがほとばしる。
信州太郎ぽーくの"太郎"は太郎山という山の名前に由来するという。
2016/07/22 22:54
タグ