"八百万の神のIT化"であるIoTは置き去りや放置に有効だ
病院のトイレで老人が放置されて死亡したというニュースを聞く。
付き添いが必要な老人だったというが、付き添う方も他にすべき仕事がある。
そこでIoTだ。
IoTは特に新しいことではない。
対象の系を最小単位の要素の集まりとして見ればこの概念は自然に発生する。
神道に八百万の神の考え方があるが、IoTは八百万の神のIT化だ。
しかし少し前までIoTから得られる莫大なデータを処理する術はなかった。
ようやくビッグデータを扱える時代になり、莫大なデータから必要な情報を得られる。
最小単位は系を見る"粗さ"で変わる。
バスなら座席や吊り革、トイレなら便器や個室が最小単位として妥当だろう。
これらに取り付けたセンサーが得るデータを処理して必要な情報を得る。
得た情報は、置き去りや放置を防ぐだけでなく、もっと活用できる。
2017/01/07 19:16