とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は渡邊バークシャー(12回目)
店は混み、店の外で待ってから店内に通される。
それから間もなくダム建設に携わる常連さんも来る。
その常連さんと話をしてとんかつを待つ。
私は口下手だが、気を許せる人が相手ならば少しだけ饒舌になる。
空腹と楽しい気分は旨みを引き出す最強の調味料だ。
私の肉を揚げる前に、マスターはその肉を私に見せる。
リブの芯を包む真っ白な脂身は美しい。
話をしていると時間を忘れる。
私と常連さんのとんかつはほぼ同時にできる。
配膳されたとんかつを食べる。
1口目の弾けるほど張りがある肉の歯ごたえに驚く。
そして噛むたびに凝縮した旨みは肉からにじみ出る。
弾けるような歯ごたえは1口目だけだったw
だが赤身は程よく引き締まり、じっくりと噛める歯ごたえだ。
脂身の香りは強くて清らかだ。
あたかも深呼吸をして肺に新鮮な空気を送り込むかのようだ。
野菜フライの野菜は安納芋だろう。
断面のオレンジ色は鮮やかで、甘さは十分だ。
塩やソースをつけて、味を変えて楽しむ。
2,400円、今日もごちそうさまでした。
渡邊バークシャー(2017/03/10)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- メモ
- 脂身で深呼吸
2017/03/10 22:27