ある日、近所のスーパーマーケットで買ったチーズ豆腐を好きになった。
ラベルに記載された販売者は
ゆばせいという。
所在地は東金市だ。
調べると、ゆば料理が食べられる飲食業も営んでいるという。
日光に行ったときに食べたゆばを思い出し、ゆばを食べたくなる。
東金市にある店の他に、
江東区大島に店がある。
私にとって大島にある店の方が交通の便は良い。
ランチの時間帯に行く。
ゆばを食べたい欲求は極限に達する。
店員さんに薦められたおまかせ御膳と、あげだし豆腐、ゆばさし、豆腐のプリン(プリンなトーフ)を注文する。
おまかせ御膳にもゆばさしが付くが、ゆばをしこたま食べたい私はゆばさしの単品も注文するw
飲食の準備と店頭での販売とを2人の店員さんで忙しくこなす。
しかし接客は丁寧だ。
おまかせ御膳が配膳される。
ゆばと豆腐を使った多くの料理は少量ずつ小鉢に乗る。
その他の料理の小鉢も含めて7つの料理にご飯、みそ汁、香の物が付く。
ゆばと豆腐の魅力を気軽に知ることができるうれしい御膳だ。
様々な料理を通じてゆばのなめらかな舌触りや歯ごたえを楽しむ。
ゆばさしは濃厚な豆乳にゆばが浸る。
ゆばの舌触りと豆の香りを堪能する。
豆腐料理は基本の豆腐を使った料理や豆腐から派生した料理がある。
豆腐の可能性を知る。
私は
豆腐はプリンの豆版
と考えて普通の豆腐を甘い蜜とともに食べて失敗した過去があるw
しかしプリンなトーフは私の理想を実現する。
最後におしるこが付く。
これに驚かされる。
おしるこに餅らしいものが入るが、これも豆腐だ。
餅のようにのびないが、豆腐にありえない粘るような弾力がある。
しかも小豆は北海道産だ。
うまい。
これほどゆばと豆腐の料理を堪能して2,000円もしないことにも驚く。
また訪れたい。
帰り際にチーズ豆腐を買って帰るw
帰り道で考える。
卵料理やゆば・豆腐料理の多くはたんぱく質の凝固を利用する。
卵にできることは大豆にできて、その逆も然りを考えていた。
しかし、ゆばの舌触りはなめらかだ。
凝固したたんぱく質の構造は大豆のたんぱく質の方が密であると推測する。
2017/02/25 13:33