とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はキントア(9回目)
昨日の興奮はまだ続く。
店に入り、席に着く。
マスターや女将さん、そして秀ちゃんは赤いネッカチーフを身につける。
ネッカチーフはオテイザさんとマスターらの心がつながる証しだ。
マスターは私に調理する前の肉を見せる。
成形の具合によるが、カットされたキントアの肉は横長だ。
赤身は見るからに雄々しく、白い脂身を伴う。
さすがキントアだ。
マスターと私の隣に座るお客さんとの話に耳を傾ける。
そのお客さんは引っ越す前の"最後の晩餐"としてマスターのとんかつを選んだと言う。
すばらしい選択だと思う。
私も最後の晩餐としてマスターのとんかつを望むだろう。
できあがったとんかつは配膳される。
食べる。
歯ごたえは"肉を食う"感を存分に楽しめる。
赤身の味は堂々とした風格に気品の高さを兼ね備える。
何度食べてもこの旨さは特別だ。
すばらしく、旨い。
脂身もすばらしい。
口の中で融けた脂身は気品高い香りを放つ。
今回の脂身は特に澄んだ甘みが強いようだ。
この香りに私の脳は支配される。
何も考えたくないw
私の意識はこの幸せに漂う。
キントアの肉が入った豚汁もすばらしい。
深い旨みの肉が加わった最高の豚汁だ。
安納芋のフライとシナノスイートのフライもすばらしい。
双方ともとんかつの相方を立派に務める。
食事の満足度を極限まで高める。
すばらしいことばかりの食事にこれ以上ない幸せを感じる。
私はこの食事を最後の晩餐として選ぶ。
3,700円、今日もごちそうさまでした。
キントア(2017/11/24)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
- メモ
- 最高の晩餐
2017/11/24 22:00