とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はむさし麦豚(18回目)

気づけば5月も中旬だ。
八重桜や藤は青々とした葉を広げる。
開店と同時に常連さんと店に入り、マスターから肉を見せていただく。
どっしりした赤身に脂身が乗る…
早く食べたい。

とんかつを待つ間、マスターと女将さんから北海道の視察の話を伺う。
写真や動画を拝見し、豚の魅力を消費者である私たちに伝える。
マスターや女将さんの功績は生産者と消費者の距離を縮めたことだが、何よりもご自身らが楽しんでいることがすばらしい。

とんかつができあがり、秀ちゃんにより配膳される。
食べる。
食べた瞬間にスゲェ…と感嘆するほど凄いw
肉の保水力が高く、噛むと旨みがあふれ出る。
それだけでも賞賛すべきことだが、脂身が特にスゲェw
口に入れる前の脂身は確かに有形だが、口に入れると液体なのだ。
融けるのではなく、すでに液体である。
低い融点で均質な脂身の証拠で、もちろん香り甘い。

常連さんも私も絶賛する。
すばらしい豚に出会えたことに感謝だ。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

むさし麦豚(2021/05/14)

歯ごたえ
やわらか←☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
脂身は、融けるのではなく、すでに融けていた。
2021/05/14 20:32
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