とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は菜の花旨脂ポーク
限定系は初登場が3連続で、その最後は菜の花旨脂ポークだ。
マスターが目をつけてから5年かかって今回の提供に至るそうだ。
リーフレットにこの豚を育てる江橋さんと豚が並ぶ写真が載る。
顔の傾きや雰囲気もどことなく似る良い写真だ。
マスターから調理する前の肉を見せていただく。
リーフレットでも謳うように、赤身のキメは見るからに細かい。
皮から固い脂身を除いているとマスターは言うが、それでも脂身は十分に載る。
楽しみにしてとんかつを待つ。
とんかつができあがると秀ちゃんに配膳される。
端の1切れを取ると脂身が半分を占める。
私にとってこれはごほうびだw
しかしいつものように赤身から食べる。
この豚の肉はとんかつ専用と謳ってもいいくらいに食べやすい。
旨みは口の奥から波のように前へ押し寄せ、噛むうちに口全体に旨みの空間が広がる。
脂身にどこかが違う印象を持つ。
比熱が高い
のか、脂身を口に入れても脂身の熱さは持続する。
そしてゆっくりと融けていき、香りはそよいで去っていく…
菜の花に春の訪れを感じるが、
菜の花旨脂ポーク
はその今に合う豚だ。
この豚が他の季節に出ても私は旨いと思うだろうが、少なくとも春に食べたい豚は確定だw
2,500円、今日もごちそうさまでした。
菜の花旨脂ポーク(2023/03/24)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- メモ
- 今食べたい豚
2023/03/24 14:38