とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はレモンポーク(5回目)

大雪の影響で店が開いているか心配だったが、店の照明が見えて安堵する。

レモンポークは、高い質が安定しているため、安心して食べられる豚である。
そしてやはり今回も赤身と脂身は旨いが、特に脂身の食感に惹かれる。
ジェルのような脂身で、それを舌の先で突いて感触を楽しむ。

今回も岩城島のレモンが付くが、前回と違ってレモンは輪切りだった。
レモンを少し食みながら、とんかつを食べる。
純粋に豚の味を楽しむ立場では、これは邪道であろうと思っていた。

しかしやってみると、これはこれで旨いw
口の中が柔らかい酸味を感じているところに肉の旨味がやってくる。
レモンの酸味により生じた味のコントラスト比の変化を楽しんでいる。

塩は塩気により新たな味のコントラスト比を生む。
それと同じと思えば、とんかつをより楽しむためのレモンに合点がいく。
(…と言いつつも、塩は味に深みを出している気がするw)

あっという間に食べてしまうが、旨いものを食べた満足感に浸る。
2,100円、今日もごちそうさまでした。

レモンポーク(2014/02/14)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆★☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
旨味の質は高く、抜群の安定性を誇る。
マスターからサドルバックを作っている福留さんの話を聴く。
マスターと福留さんはすっかり意気投合したようだw
2014/02/14 21:59
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