「被告人は無罪」と「被告人を○○に処する」の助詞の違いを考える

裁判官の爆笑お言葉集という本がある。
裁判官も人であるので、人間性を感じる発言が判決に伴うときがある。
この本はそれらの発言をまとめたものだ。

この本の中で「被告人は」という記述がある。
被告人が有罪ならば、主文は「被告人」から始まる。
一方で、無罪の場合の主文は「被告人」から始まる。
裁判官が決めることなので、「被告人を無罪とする。」でも違和感はない。

裁判官と被告人との立場を考える。
法の下の平等において、無罪の被告人と裁判官とは対等であるが、有罪の被告人と裁判官とは対等でなくなるのだろう。
この違いが助詞の違いになると考える。
2016/12/20 01:04
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