超電導リニアに乗車する

超電導リニア体験乗車の当選から1ヶ月経つ。
ついに乗車する日が来る。

富士急行線の禾生駅から歩く。
富士山の優美な姿を見る。
私が乗車する1便は10:35に発車するが、列車はその前から走行する。
しかし慣らし運転なのか、列車は遅く見える。

受付の時間になり、体験乗車用の入口から入る。
最初のアトラクションは記念撮影だ。
カメラを係員さんに託し、車両を模したパネルから顔を出す。
照れは無用だw

建物に入る。
そこで飛行機に乗るような手荷物検査とボディチェックを受ける。
車内で起こる凶悪な事件を防止するために必要なことだろう。
日本の鉄道は気軽に乗れるところが魅力だが、超電導リニアが営業しても同じような検査はあるのだろうか…

次に専用の端末を操作して乗車券を発券する。
券は名前と席番が書かれている指定席券だ。
ゲートで券に印刷されたQRコードを読ませる。
パスしたことを確認してから奥の部屋に入る。

大きなスクリーンを有する部屋にイスは号車別で1AB-CDのように並ぶ。
体験乗車の人が入れる車両は2号車、3号車、4号車のようだ。
ガイダンスが始まる前に説明員さんの話を聴く。
説明員さんの話では、600km/hを記録したときも電力を増強するなどの特別なチューニングを行わなかったそうだ。

時間になると注意事項の確認とガイダンスが始まる。
それらが終わると、係員さんの誘導で移動する。
4号車の人は3号車のゲートから入り、車内を移動する。
シートは左右それぞれ2列だが、それほど狭くない。
指定を受けた席に座り、見えるものすべてに興味を持つ。
窓は飛行機の窓と同じくらいに小さい。
車内に複数台のモニターが設置されている。
車内でも係員さんが記念撮影のシャッターを押す係として各座席を回る。

自動再生のアナウンスが流れて間もなく、後方へ進む。
まだ車輪を使う速度のはずだが、滑るように進む。
速度が140km/hくらいになると浮上走行へ切り替わるアナウンスがあるが、切り替わる瞬間がわからないw
ぐいぐい加速する。
通常のモーターと違い、速度域で加速度は変わらない。
1回目の最高速度は350km/hだ。
最高速度に達すると加速を止めるが、その加速度の変化にすぐ対応できない私の体は加速度0を減速と感じる。
速度350km/hをブレることなく維持し、すこぶる安定する。
超電導リニアは、加速だけでなく、定速走行も得意のようだ。

浮上式だがフワつくような浮遊感はない。
激しくないが、揺れはある。
しかし物理的な接触に由来する揺れと違う。

減速は加速と比べてゆっくりに感じる。
浮上から車輪へ切り替わる瞬間は振動より音でわかる。
トンネル区間で停車し、次は前方に走る。

170km/hに達するとその速度をしばらく維持して、再び加速する。
500km/hに近づいても加速度は一定だ。
502km/hを一瞬だけ見て、500km/hを維持して走行する。
超電導リニア L0系列車は最高速度502km/hで走行する
カーブや勾配に入る前に自動放送がある。
カーブで右側に遠心力を感じる。
背もたれへ力が分散するので、カーブの直後にある40‰の勾配を感じない。

減速し、明かり区間で停車する。
再び後方へ進む。
勾配の始まりを感じる。
カーブと実験センターを500km/hで通過し、トンネル区間で停車する。

前方へ最高速度254km/hで走行し、実験センターに到着する。
最後に列車を前方から見られるスポットへ移動する。
そこでアンケートを提出し、列車を撮る。 超電導リニア L0系先頭車両

体験乗車は終わりだが、外から走行する列車を見る。
リニア展望台に移動し、山の斜面に沿う階段を登る。
列車がトンネルから出てくるところを狙い、カメラに収める。

実験センターに隣接する山梨県立リニア見学センターは「わくわくやまなし館」と「どきどきリニア館」を有する。

どきどきリニア館に入る。
実際に試験で使われたMLX01-2に出迎えられる。 MLX01-2 @どきどきリニア館 単なる車両の展示ではなく、その客室に入れる。
2Fは超電導リニアの仕組みを知るスペースで、3Fはジオラマと見学ラウンジがある。 超電導リニア 停車しているL0系列車

わくわくやまなし館の1Fにいると列車の通過を予告する放送があり、急いで3Fの展望室に移動し、カメラを構える。

体験乗車でない走行も昼に行われるようで、列車の往来の頻度は高い。
構造物との接触がないので、騒音は意外と小さい。

来た道を逆にたどり、帰りも禾生駅を利用する。
帰りに見る富士山もきれいだ。
2018/10/31 11:54
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