とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は今帰仁アグー(8回目)

店に着くと、運良くお気に入りの席に座れる。
マスターの話を聴きながらとんかつを待つ。
ロースに余裕ができたそうだが、それも予約完売したそうだ。
店に入るときに限定とんかつの完売を知らせる張り紙に気づいたが、最速で完売したそうだ。

待つ間に秀ちゃんから今回の血統書を見せていただく。
今回の血統はおもしろい。
雄1頭、雌3頭で、雌のうち1頭の父は雄の祖父でもある。
雄が気になる… (あとでマスターに聞くと、雄はヒレ用の肉だという。)

とんかつはできあがり、配膳される。
そして、食べる。

期待し過ぎたか、1切れ目は普通においしい。
しかし2切れ目からは旨味の"バッグ"だ。
全方位でぶ厚い層を成すような豊かな旨味はすばらしい。

脂身の歯ごたえはおもしろい。
脂身は脂身のバッグだw
噛むと融けた脂身が流れ出る。
澄んで甘味のある香りもすばらしい。

マスターはこの豚を揚げるのは難しいという。
最高の状態でとんかつを提供することに腐心するという意味だ。
しかしマスターは己で考えて経験を積んだ者だけが成し得るがある。
今回のとんかつは肉も調理も最高のとんかつだった。
3,980円、今日もごちそうさまでした。

今帰仁アグー(2017/05/26)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
最高の肉+最高の調理=至福
屋我地島の塩をとんかつにあまり使わなかった。
そこで野菜フライとともに食す。
屋我地島の塩はオクラのフライに合うw
2017/05/26 22:20
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