いでぼくで牛乳を飲む

牛乳を飲むために富士宮に来た。
富士宮駅からバスに乗り、北山出張所という停留所で降りる。
そこからいでぼくまで歩く。
いでぼくの店は10:00から営業するが、その約10分前に着く。
店の隣にある牛舎は、中への立ち入りはできないが、開放的だ。
牛舎の外から中にいる牛を見られる。
牛はホルスタイン、ブラウンスイス、ジャージーの群に分けられている。
皆かわいい顔だ。

10:00になり、チーズ&ピザショップ大地に入る。
牛乳などの乳製品を食す。
ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスの3種類の牛乳
それぞれを飲み比べる。コクの違いはあるが、思っていたほどの大きな差はない。放置して常温に近づけて飲んでも印象は変わらない。
牧場まかないパン
牛乳の風味を閉じ込めたパンは歯を受け止める弾力を持つ。添えられた牛乳ジャムは米粒が残る甘酒を濃縮したような粘度と甘さがある。
チーズ3種盛り(モッツァレッラ、ストリングチーズ、スカモルツァ)
モッツァレッラはミニトマトとで作ったカプレーゼで提供される。モッツァレッラの味は市販のものの味よりさらに澄む。
市販のストリングチーズは紐状に割けるが、ここのストリングチーズは"面"で割けるほど密度が高い。
軽く炙られて塩が振られたスカモルツァに驚く。食べた瞬間に焼き鳥を感じるw
ピッツア 大地
とろけるほど柔らかいチーズだが、歯ごたえがある。
ベーコンの旨みと香りで食欲はさらに増す。
いでぼくシェイク
ヨーグルトより酸味が控えめのシェイクだ。
すべておいしく、全体的に乳製品の物質的な"密度"を高く感じる。
ここに来たかいはある。
しかし、九州で飲んだ牛乳と違う…
私は九州で飲んだ牛乳について仮説を立てていた。
その仮説とは、
  • ジャージー牛の牛乳である
  • ノン・ホモジナイズドである
の2点だ。
しかし牛の種類で牛乳を構成する成分の比率に大きな違いがないようだ。
店員さんに聞くと、今回飲んだ牛乳はノン・ホモ(ジナイズド)でないという。
ホモジナイズが牛乳のコクに決定的な違いをもたらすのだろうか…?

大地の隣にあるミルクハウスも食品を扱う。
2つのジェラートを乗せられるダブルコーンを買う。
選んだ味はジャージー牛の牛乳とブラウンスイスの牛乳だ。
牛乳と同様にそれぞれに違いを感じるが、僅差である。
ジェラートもおいしい。
2017/12/16 13:12
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