とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はむさし麦豚(13回目)

夜の部に1番乗りする。
マスターと女将さんはどこかうれしそうだ。
理由を聴くと、リフォームで風呂が完成したという。
マスターは温泉が好きだ。
その喜びは大きいだろう。

いつものようにマスターは調理する前の肉を私に見せる。
白い脂身が程よくサシが入る赤身に乗る。
旨そうだ…

マスターとの会話を楽しみ、とんかつはできあがる。
秀ちゃんによりお盆は運ばれる。
そして、食べる。

目を瞑って頭を傾けて赤身の旨みを愛でる。
肉になじむような旨みに安心感のような趣きを感じる。

口に入れた脂身がゆっくり融けていく様を楽しむ。
甘い脂が香りへ変わる。
旨い。

先週からゴマは黒ゴマになった。
白いすり鉢に黒ゴマは映え、お盆が引き締まって見える。

夜の部1番乗りなので、豚汁はそれぞれの素材の味が判るほど澄む。
だしが変わったときの衝撃を思い出す。
各具材に味が染みるほど時間が経った豚汁もうまいが、"若い"豚汁も旨い。

安心感・安定感の旨みに満足する。
登場回数から考えると、この豚は私の中で玄人の域に入る。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

むさし麦豚(2019/02/16)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
玄人が醸す安心感?
2019/02/16 20:34
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