とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はゴールデン・ボア・ポーク(11回目)

いつもより早く伺う。
店から出てきたマスターのお子さんと話す。
あどけなさが薄れてやや低くなった声から彼の成長を感じる。

開店と同時に店に入る。
マスターは調理する前の肉を私に見せる。
赤身は雄々しいほどに赤い。
マスターと会話を楽しみ、とんかつを待つ。

とんかつができあがる。
食べる。

この豚を過去に何度も食べたが、改めてこの豚の凄さを知る。
赤身の旨みの濃厚さは傑出する。
一口食べるごとに目を瞑って頭を垂れて悦に入る。
その瞬間がたまらなく幸せだ。

脂身は衣と相まって菓子のような甘みを奏でる。
この瞬間も幸せだ…

すでに10回以上もこの豚を食べたが、いつも私を驚かせて感動させる。
そういうすばらしく稀有な豚だ。
2,450円、今日もごちそうさまでした。

ゴールデン・ボア・ポーク(2019/03/29)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
旨いの具現化
2019/03/29 19:06
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