とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は阿波の金時豚(14回目)

私は今年に入って登場していない豚があることに気づかなかった。
この豚もそうだ…
私の感覚に比べてすさまじい勢いで時間が過ぎ去っている。
当然だが、時間は無情だ。

店に入り、カウンター席に座る。
いつものようにマスターは調理する前の肉を私に見せる。
赤身の色は濃く、食欲をそそる立派な体を成す。
マスターや常連さんの話に耳を傾けてとんかつを待つ。

そして、私のとんかつが配膳される。
食べる。

この豚の旨みに感動する。
旨みの洪水に一気に押し流された私の意識は旨みに漂う。

脂身だけを口に頬張る。
私の意識は脳をくすぐる香りにも漂う。
脂好きの私はこの上ない喜びを受ける。

私の体はこの旨みと香りを欲していたようだ。
私は脳で考える以上にこの豚がたまらなく好きのようだw
2,300円、今日もごちそうさまでした。

阿波の金時豚(2019/05/24)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
メモ
やはり愛すべき豚
食べ終わると、マスターのお子さんが来る。
私に鉄道の発車メロディーについて聞きたいと言う。
私は記憶力を犠牲として何事にも本質を得ることを人生のテーマとした。
記憶力や知識量を問うものは調べればよいと質問をかわすw
それよりも彼自身で考えたことや想像したことに興味をひかれる。
2019/05/24 22:37
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