とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は藏尾ポーク(13回目)

今日のとんかつ栄ちゃんの最後の客として店に入る。
常連さんがいらっしゃった席を引き継ぐように座る。
マスターとお客さんとの話に相槌を打つ。
いつもそうだが、マスターの話術も良いが、話しながらもとんかつの引き上げ時を逃さないマスターの技術は見物だ。

そしてとんかつはできあがり、秀ちゃんによりお盆は運ばれる。
食べる。

目を瞑って赤身の甘い旨みを存分に愛でる。
気品ある旨みだが、夏の陽気で艶やかさが増したという表現が合う。

脂身も赤身と同じくらい気品と艶やかさがある。
鼻に香りを通過させて、香りを楽しむ。

限定用のソースとともに食べる。
頭の中で旨みと香りの大輪が咲く。

旨い豚を食べて短い夏を終える。
2,980円、今日もごちそうさまでした。

藏尾ポーク(2019/08/30)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
短い夏の最後に咲いた大輪の花
2019/08/30 22:49
タグ