とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はくちどけ加藤ポーク(5回目)

この名を久しく耳にしていなかった。
しかし、とんかつ栄ちゃんの歴史を飾る豚の1つを忘れはしない。
この豚との再会は春のそわそわ感に似る。

店に入り、席に着く。
マスターから肉を見せていただく。
私が好むリブ側でない方の肉は赤身と脂身がみごとに分かれる。
コントラストは実に美しい。

衣を纏った肉はフライヤーへ静かに落とされ、気泡は囁き始める。
そしてできあがり、秀ちゃんにより配膳される。

久しぶりの対面だ…
しかし食欲は勝り、特に考えずに食べるw

赤身はこれほどの濃い旨みへ化けたのかと驚嘆する。
肉から漲るような若々しさを感じる。

脂の香りで私の頭の中の桜が満開になるw
春を思わせるような軽やかで心地良い香りにうっとりする。

この豚はとんかつ栄ちゃんに6年ぶりの登場だそうだ。
昔も旨かったと思うが、今も旨い。
豚を育てる方々の努力が偲ばれる。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

くちどけ加藤ポーク(2022/04/08)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
春爛漫
2022/04/08 19:12
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