とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は南ぬ豚(3回目)

私の中で好評の豚はこの南ぬ豚だ。
私は沖縄のものに疎いが、それ故に新たな発見は毎回のようにある。
この南ぬ豚もその1つだ。

席に着く。
マスターと女将さんが料理を完成させる様を眺めてとんかつを待つ。
やはりカウンター席は良い…
そして私のとんかつができあがると秀ちゃんにより配膳される。
食べる。

旨い。
引き締まる赤身は独特の歯ごたえを生み、おもしろく噛める。
肉が切断される数mmでパッと切れる。
パリッパリッという表現が適切だろうか…

脂身はまったり香ることもあればキレよく香ることもある。
1つの肉でこうも性質が違う脂身は始めてだが、これもおもしろい。

とんかつに添えられたのはパイナップルのフライだ。
酸味が消え失せた果肉の甘さと衣は絶妙な相性で、果肉の房の形状を残す。
すばらしい食べ方だ。

この豚はまだわからぬことが多いが、旨いことは確かだw
もっと食べたい。
2,600円、今日もごちそうさまでした。

南ぬ豚(2022/05/20)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
1つの肉にある多様性
2022/05/20 15:28
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