とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は米の娘ぶた

とんかつ栄ちゃんでレギュラーを務めた米の娘ぶたのロースかつが限定とんかつとして帰ってくる。
限定とんかつの原点と言えるとんかつを食べて私も原点に戻る…

席に着いて、マスターは肉を私に見せる。
断面が見せる稠密な筋繊維はきれいだ。
マスターから常連さんの旅の話を聴いてとんかつを待つ。
私も廃線の危機が迫る北海道の鉄道で巡る旅をせねばと焦る。

とんかつはできあがり、配膳される。
食べる。

筋繊維が強固で、歯ごたえは硬めだが、旨みは十分にある。
旨いに時の経過は関係なく、旨いは正義で真実だ。

脂身の香りは軽やかだ。
もう記憶にないが、初めてこの豚を食べたときに感じたこのクセのない香りに驚愕したはずだ。
私が脂身に傾倒する1つの材料になったことは確かだw

茄子のフライが食べたいと思っていたところで野菜フライは茄子のフライだ。
ソースとともに食べる。
夏の野菜の代表とも言える茄子は今がうまい。
そして多くの根菜類が入る豚汁で締める。

人は原点へ戻ると言う。
ときにそれは変化した度合いを測るものさしを確認する意味に近い。
米の娘ぶたのとんかつも同じだ。
旨いと感じるともに大切な意味がある。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

米の娘ぶた(2022/08/19)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
メモ
ルーツ
2022/08/19 14:13
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