とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は阿波の金時豚(21回目)

とんかつ栄ちゃんに登場する豚は総じて旨いが、自分のフィーリングに合う豚は溺愛したくなる。
阿波の金時豚は私にとってそういう豚だ。
今日も溺愛するために店へ急ぐ。

店に入り、カウンター席に着く。
いつものようにマスターから肉を見せていただく。
落ち着いて見えるローズ色の脂身にモリっと脂身が載る。
世の中のロース肉はこうあるべきだw

マスターや女将さんと会話しているとすぐにとんかつができあがる。
そして秀ちゃんに配膳される。

とんかつを1切れ取り、断面を愛でる。
筋繊維がきれいに並ぶ様は美しい…
このまま見ていたいが、食べたい欲求が勝ってそのまま口に運ぶ。

旨みの大輪が開花する。
私の意識は豊かな層を成すすばらしい旨みに圧倒されながらも口の中の隅々に広がる旨みを追いかけている。
しばらく時の経過を忘れる。

次に脂身だ。
最近の私は融け方と香りを重視していた。
マスターからこの豚の脂身は食べる脂身と聞いて納得する。
そうだ、この脂身を食べていると非常に快い。
食べる脂身の魅力を再認識する。

阿波の金時豚を可愛がるつもりが逆に可愛がられた感があるw
それだけこの豚は尽きない魅力を持っている。
2,300円、今日もごちそうさまでした。

阿波の金時豚(2023/10/20)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆★☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
魅力は∞
2023/10/20 14:48
タグ