とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は雪乃醸(5回目)

今日も自転車を飛ばして行こうと意気込むが、前輪の空気が抜けている。
電車を使う。

店に入り、カウンター席に座る。
私と逆側に座る2人組のお客さんは登場する豚のカレンダーを見てすげ〜なぁと呟く。
そうです、すごいんですョw

マスターから今回の豚の説明を受ける。
残念なことだが、世間的に豚はどれも同じと思われ、脂身は嫌われ者だ。
この豚が育つ愛知県でも同じで、脂身をつけない。
そんな状況でもマスターは私のために少しでも多く脂がある部位を選んでいた。
感謝だ。

とんかつができあがり、配膳される。
保水力が著しく、肉に張りがあり、ソーセージまでいかないがパリパリという音と歯ごたえがある。
食べるのがおもしろい。

赤身にわずかな獣臭を珍しく感じるが、これはチャームポイントだろう。
エコフィードでもそういうものがあると知る。
このチャームポイントも手伝って、旨みや香りは強い。

脂身は官能系だ。
ゆっくり融ける間に歯ごたえや舌触りとして訴える。

野菜フライはかぼちゃのフライだ。
マスターや秀ちゃんにかぼちゃの品種を聞くが、ロザンノロンに聞こえる。(品種を調べると、2人はロロンと言っていたようだ。)
見た目はねっとりしていて、食べてもねっとりする。
甘みは見た目に反して控えめだ。

今回の雪乃醸は赤身も脂身も歯ごたえが楽しい。
うどんも噛んでナンボと思う私にうれしい豚だ。
2,400円、今日もごちそうさまでした。

雪乃醸(2023/12/15)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
メモ
歯ごたえで応える
2023/12/15 15:55
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