とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は純粋サドルバック(3回目)

この豚は私の本命であるが、前回の阿波の金時豚により私の心は揺れる。
期待と本命の確証を得たいために駅から早歩きや小走りになる。

店に入ると、レトロゲームに精通した常連さんと一緒になる。
席に座って間髪入れずにその常連さんに伺うとベタ褒めだ。
それはそうだろう… なぜならばこの豚は私が愛する豚だw

常連さんに肉の断面を見せていただく。
脂身、白っぽい赤身、黒っぽい赤身がきれいな層を成す。

常連さんとの会話とマスターが録画したうまいッ!を観て待つ。
近々出る豚の映像を観ると期待感と今食せない悲しさが入り混じる。
しかし、まずは純粋サドルバックである。
できあがって食べる。

赤身は白っぽい赤身と黒っぽい赤身の2種類ある。

白っぽい赤身は甘く旨みが凝縮されている。
これだけでも旨いのだが、黒っぽい赤身は私の"旨い"の概念を覆す。
威厳に溢れた旨みと表現できるだろうか。
断面を観て驚愕するとともに味に納得する。
黒っぽい赤身は赤身の面積の7割くらいを占める。

脂身は感動を超える。
感動を超えて、一瞬頭の中が真っ白になる。
良い香りが口に入れた瞬間から爆発的に広がる。
1回目のときと印象は少し異なるが、しかしこのインパクトは大きい。

やはり私の本命は純粋サドルバックである。
2,480円、今日もごちそうさまでした。

純粋サドルバック(2014/11/07)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
メモ
"浮気"できない…w
ホッカイコガネが野菜フライとして添えられる。
細かいでんぷん粒子のこのジャガイモは私の好みである。
とんかつで満足して、野菜フライでも満足する。
幸せだ…w

今日は2人の常連さんとマスターとで豚の話で長居してしまう。
旨いものを食べて楽しく話ができる… これ以上の幸せはあるだろうか。
2014/11/07 23:28
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