とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はプレミアムどろぶた
とんかつ栄ちゃんで
どろぶた
を食べた回数を8回としていた。
しかし私のブログでプレミアムどろぶたを区別していなかった。
豚の脂に含まれるオレイン酸の率を高めることに情熱を注ぐ生産者の平林さんに敬意を表すならば、やはり使い分けるべきだろう…
この理由により、プレミアムどろぶたを新たに数えることにする。
今週マスターがこの豚の視察に行ったこともあり、とんかつ栄ちゃんは今日も大盛況だ。
私が店に入るときは多くのお客さんが入れ替わった直後だったようだ。
マスターは多くのとんかつを揚げる。
話しかけると仕事の妨げになるので、会話を控える。
とんかつができるまで、マスターの仕事を観察する。
すると、プレミアムどろぶたの厚切りだけ盛り方が違うことに気づく。
左側から2・3切れ目を横に寝かせて肉の断面を見せる。
マスターが
どうだ!
と肉を見せつけるかのようだ。
これは言葉より視覚が勝る例である。
とんかつができあがり、食べる。
赤身はすこぶる旨い。
旨みは清々しく、目を瞑ると自然に広大な草原を想像する。
多くの肉汁を含んだ下部の衣は、揚がった衣の華やかな風味が加わり、また旨いw
そして今回も脂身はオレイン酸パラダイスだ。
口に入れた脂身は融けて融けて香って香るw
すばらしい。
この豚は他の豚に比べてやや大きい。
いつもと同じ量を食べても数切れ分が残る。
何もつけずにいつもと同じ量を食べたので、残りをソースで食べる。
ソースをつけるとまた別次元の旨さになる。
私は幸せだ…w
とんかつに添えられているのは雪室男爵のフライだ。
字のごとく、雪の室で熟成されたジャガイモだ。
これもまたうまいw
でんぷんの粒子が細かく、何もつけずにイモの香りを楽しむ。
北海道の雄大さを感じるかのような旨みと大きさはこの豚の特徴だ。
生産者の平林さんと豚の伝道師であるマスターに感謝だ。
2,300円、今日もごちそうさまでした。
プレミアムどろぶた(2016/07/01)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- メモ
- 脂身のオレイン酸と赤身の旨みは強力タッグ
2016/07/01 23:37