とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はキントア*(6回目)

夢は続く。
メンチかつがあり、今日はキントアのとんかつだ。

店に入り、奥の席で待つ。
しばらくすると、マスターが肉を見せたいと秀ちゃんから呼ばれる。
マスターが持つ調理する前の肉のインパクトに私は興奮するw
赤身と脂身の比は4:6ぐらいだ。
揚げた熱で脂身が小さくなっても、これなら脂身を十分に堪能できる。
すばらしい!

そしてキントアのとんかつはできあがり、配膳される。
食べる。

1口目に食べた瞬間から赤身の力強い旨みは私を虜にする。
自然の逞しさを味にしたかのような力強い旨さだ。
また、この力強さはこの豚を育てるオテイザさんの握手を思い出させる。
すばらしい赤身に感動し、鳥肌が立つ。

脂身は豊かな香りを醸す。
鼻から抜ける良い香りに脳はリラックスする。
これはアロマテラピーであるw
すばらしい脂身にも感動し、目が潤む。

とんかつもすばらしいが、豚汁もすばらしい。
キントアの肉が入った豚汁だ。
軟骨とそのまわりにつく肉はてびちのようだ。
とんかつとは別の旨さで1口食べるごとに幸せのため息が出るw

野菜フライはジャガイモのフライだ。
デンプンの粒子はすこぶる細かく、味は澄む。
とんかつの脇役を立派に務める。

キントアは別格だ。
旨すぎて、好きすぎて、たまらない。
食べる行為はリラックスにつながる副交感神経を優位にするそうだが、感動という一種の緊張状態をもたらすキントアは"副交感神経デストロイヤー"だw
もちろん、このとんかつを作るマスターも別格である。
最高のとんかつを作る企画を考えたが、最高のとんかつはここにあったw
3,700円、今日もごちそうさまでした。

キントア(2016/11/25)

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆★☆☆☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★→しっかり
メモ
リラックス&副交感神経デストロイヤー

*名称をキントア豚からキントアにした。

2016/11/25 22:47
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