高尾山を登る
父は友人から高尾山の話を聴き、それから父は高尾山に行きたくなる。
そして今日、父を高尾山に連れていく。
父は朝からおにぎりを作って山登りに備える。
私はコンビニエンスストアでおにぎりとサンドイッチを買う。
京王線に直通する列車で高尾山口駅に行く。
歩き始めてすぐに川の近くでおにぎりとサンドイッチを食べる。
おにぎりを頬張る父は満足そうだ。
行きにケーブルカーを使うと決めていた。
帰りにもケーブルカーを使うと決めて、往復のきっぷを買う。
ケーブルカーの勾配は徐々に急になる。
前方に傾く車体の床も徐々に後方へ傾き、踏ん張って体を支える。
ケーブルカーを降り、再び歩く。
十一丁目茶屋の付近で視界は開ける。
さらに登る。
薬王院を迂回する道を行く。
山頂に着く。
富士山などの山々を眺め、少し休憩してから下る。
十一丁目茶屋の付近で景色を眺める。
すると父は
ところてんが食べたい
と言う。
十一丁目茶屋に入り、ところてんと焼きだんごを食べる。
焼きだんごは香ばしく、タレは甘さが控えめの砂糖しょうゆだ。
シンプルだが、滋味を理解する。
帰りもケーブルカーを使う。
やはり勾配は急で、座っていても踏ん張りは必要だ。
麓にある店で父はおみやげを買う。
そして別の店でもりそばを食べる。
程よい硬さのそばだ。
列車を乗り継いで家に帰る。
2017/05/07 15:20