とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚は純粋サドルバック(14回目)
自転車を飛ばして店へ急ぐ。
店に入り、寒さで足のつま先が冷えていることに気づく。
もう11月下旬だ。
私の時間が進む感覚より実際の時は早く進む。
今日は特別の日だ。
限定とんかつの他にコロッケも予約した。
マスターがコロッケのタネをとる度にカチャカチャと音がする。
聴き覚えのあるこの音はアイスクリーム・ディッシャーの音だ。
決まった量が取れるスマートな方法だ。
マスターは調理する前の肉を私に見せる。
異様なほど多く入るサシにより赤身なのに白いw
とんかつが揚がり、皿に乗る。
安納芋と丸さが特徴あるマスターのコロッケがその脇を固める。
配膳され、食べる。
赤身は口の中で筋繊維が爆発したと思えるほど濃い旨味の広がりが早い。
あのサシだと思い出す。
旨い、旨すぎて驚く。
5年前にこの豚と出会ったが、そのときの匹敵する衝撃だ。
脂身は私の心を離さない唯一無二の甘さだ。
すばらしい!
安納芋とコロッケは芋x芋の組み合わせだが、これらは全く別と感じる。
断面のオレンジ色がきれいな安納芋はスイーツ感覚で食べられる。
そしてコロッケだ。
ジャガイモのわずかに残る青い香りと肉の脂とが手を取り合うように口の中で舞い踊る。
最高の食事だ。
この豚のすばらしさを改めて知り、惚れ直すw
純粋サドルバックは私の豚だ。
2,480円(とんかつ)、今日もごちそうさまでした。
純粋サドルバック(2018/11/23)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆★☆☆☆☆☆☆☆☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- メモ
- 私の豚に惚れ惚れ
2018/11/23 22:08