とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はむさし麦豚
(24回目)
私は自分の生活圏と離れたものに期待や憧れを持つことが多い。
しかしそれらに地域差はなく、純粋にすばらしいものはすばらしい。
この豚もそうで、特に夏でそれを強く思う。
埼玉の酷暑を微塵も感じさせないすばらしい質でやってくる。
夏で良いなら冬も良いはずだ…ということで、心をはずませて店に向かう。
店に入り、マスターと常連さんの話との会話を楽しむ。
私はカウンターの中央の席に座ったものだから、次々と皿に盛られるとんかつは私の期待と食欲を増幅させる。
また皿により野菜フライの野菜は異なり、次は何だろう?と興味をそそられる。
とんかつができあがり、女将さんにより配膳される。
まず赤身を食べる。
1口目から何もかもを薙ぎ倒す勢いを感じる。
赤身の旨みに若さが漲る。
そして脂身のゼリーのような歯ごたえはおもしろい。
2切れ目から赤身の歯ごたえが強くなる。
張りが強く、私の噛む欲求は完全に満たされる。
野菜フライは
アヤコマチというさつまいものフライだ。
断面からきれいなオレンジ色が見える。
均質で舌触りが良く、甘い。
良いさつまいもだ…
今回の豚は歯ごたえと旨みから有り余る力を感じた。
この力があるから酷暑を乗り越えられると納得するw
2,500円、今日もごちそうさまでした。
むさし麦豚(2025/02/07)
- 歯ごたえ
- やわらか←☆☆☆☆☆☆☆☆☆★☆→しっかり
- 赤身の味わい
- 淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
- 脂身の旨み
- ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→しっかり
- メモ
- 力
2025/02/07 16:17