とんかつ栄ちゃん、今回の限定とんかつの豚はサチク麦王

この豚はサチク赤豚の進化型らしい。
サチク赤豚の赤身はすこぶる良い印象が残る。

今回も昼の部にうかがう。
カウンター席の親しい常連さんの隣に座ってとんかつを待つ。
その間、その常連さんとマスターとで海外旅行の話で盛り上がる。
終始笑いっぱなしで、時間が経つのは早い。
できあがって食べる。

赤身を食べるとサチク赤豚を記憶が蘇る。
じっとりした旨味が舌に広がる感覚は忘れられない。
何もつけなくても旨いが、塩は旨さを引き立たせる。
一瞬、刃のイメージを見る。
脳の処理能力を超えた旨さを刃のイメージとして見たようだ。
塩により旨味がより磨がれたという意味と解釈する。

サチク麦王の脂身は香りも味も豊かだ。
サチク赤豚のそれとは対照的である。
私はいつも一切れを赤身から食べて最後の1口で脂身を食べるが、1切れごとにその最後の1口が待ち遠しく感じるほどに旨い。

サチク赤豚の進化型のサチク麦王は進化していた。
2,000円、今日もごちそうさまでした。

サチク麦王

歯ごたえ
やわらか←☆☆☆☆☆☆★☆☆☆☆→しっかり
赤身の味わい
淡麗←☆☆☆☆☆☆☆☆★☆☆→濃厚
脂身の旨み
ほのかに←☆☆☆☆☆☆☆★☆☆☆→しっかり
メモ
抜群の赤身の旨味に、脂身の旨味が加わる。
2014/07/25 15:51
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