とんかつ栄ちゃんで純粋サドルバックの網焼きを食べる(2回目)

今回の個体は少し大人しい赤身の味といつも以上の脂身を持つようだ。
今回もマスターの感性で網焼きを作っていただく。

配膳された網焼きを見る。
加熱されて白くなった赤身に胡椒がかかる。
そして食べる。

味付けに塩が振ってある。
岩塩に近いが、岩塩のようなストレートの塩気はない。
胡椒の風味とともに今回の個体に合っている。

旨味は十分あり、熟成されたハムを思い出す。
しかしハムならば肉は硬く引き締まるが、網焼きの肉は柔らかい。
ハムのような凝縮された旨味と柔らかい肉という組み合わせを楽しむ。

そしてすばらしい脂身は不思議とミルクのように感じる。
簡単に融ける脂に幸福を感じ、その脱力感で私も融けてしまいそうだw

これらだけでもすばらしいが、今日の豚汁もすばらしい。
豚汁にキントア豚を脱骨したときに出た肉が入っているという。
旨味が豚汁に出ていない部分の肉の味は他の豚の味とは違う。
いつもの豚汁の味をかき分けていきなりやってきた"何か"から熱い抱擁とともに挨拶代わりの濃いキスを受けたような衝撃がある。

純粋サドルバックの網焼きに満足し、キントア豚に衝撃を受けた…w
2015/03/29 14:48
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